難消化性デキストリン、難消化性って聞くといかにも消化できない感がただよい、体にいいのやら悪いのやら。もちろん体にいいんですよ。
難消化性は呼んで字のごとく消化されづらいという意味ですが、消化されにくいからこそできる働きがあるんです。
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難消化性デキストリンは食物繊維です。食物繊維には水溶性と非水溶性に分けられますが難消化性デキストリンは水溶性の食物繊維です。
材料はトウモロコシやジャガイモ。これらのデンプンにアミラーゼという酵素を用いて、水と反応させる加水分解という分解を行います。ここで分解されずに残ったものから難消化性デキストリンが得られます。
デキストリンサプリメントはトウモロコシやジャガイモの水溶性食物繊維を抽出したものということですね。野菜から作られるので安全そうに見えますが、本当に安全性の高いサプリです。WHOでも摂取上限値を定めていません。
難消化性デキストリンの働き=水溶性食物繊維の働きですね。
食物繊維には
といった働きがあります。
食物繊維も種類によって少々働きが異なりますが、デキストリンの場合、
というトクホの表示が許可された製品があるので、各製品のこういった記載を目安に考えるのがいいかもしれません。
食物繊維は消化吸収されにくいために上記のような働きがあるのですが、ミネラルなどの吸収阻害の恐れもあるとされています。
しかし、難消化性デキストリンはミネラルの吸収を阻害しないという報告がされています。
おなかの調子が悪い方、食物繊維は足りていますか?