[サプリメントで科学する]トップ

GABA(ギャバ):ストレスと二日酔い対策

このサプリの分類

GABA(ギャバ)は注目度の高い成分。GABAを多く含んだ食品もどんどん増えて、いまではGABAコーヒーにGABAチョコレート、GABAにんにくまであります。でもそこまでGABA(ギャバ)が前面に押し出されるのはなぜなのでしょう。

広告

スポンサードリンク

GABA(ギャバ)とは

GABAの正式名称はγ-アミノ酪酸(ガンマ-アミノ酪酸)。動物がもともと持っているアミノ酸の一種で抑制側にはたらく神経伝達物質の1つです。神経伝達物質なので脳に多いのは当然ですが、その中でも特に海馬、小脳、脊髄に多く含まれています。

医療用の薬としても使われていますが、その場合はサプリメントや特定保健用食品とは成分量が桁違いです。

チョコレートでGABAをうたった商品がおおいですが、それもそのはず、チョコレートはもとからGABAを多く含む食品です。そのほか、胚芽米もGABA含有量が多いことから、GABA胚芽玄米、それをつかったGABAが多いおかゆなど多彩な商品も出ています。胚芽米などは添加ではなく自然にGABAが増えることを利用したかしこい商品といえますね。

GABAの働き

GABAを摂取しても直接神経伝達物質として使われることは無いそうですが、GABAを摂取することで一定の働きをすることは確認されています。

GABAの注目度の高さを支えているのはストレス改善でしょう。1日に20~50mg摂取することでストレス、イライラを緩和するそうです。もちろん食事でも摂取しているわけですからこれを全てサプリメントなどで摂取する必要はありません。そのためか10~20mgともいわれています。

ちなみに、GABAを多く含む食品として、完熟トマト、カボチャがあります。また動物の神経系に多いので頭ごと食べられる魚や、魚の粉末もGABAが多い食品といえます。

ストレス以外にも、肝臓の働きを助けることから悪酔い、二日酔いの予防にも良いとされています。

ただGABAの働きは1日中続くわけではありません。こまめに補給する必要があります。

食事で摂取して、小腹がすいたころにまた摂取するのが理想的なのではないでしょうか。おなかがすくと怒りっぽくなりますしね。

  • サプリメントは食品です。薬のような働きを持つものではありません。
  • サプリメントを購入する際は販売店の表記をよく確認してください。
  • 当サイトはサプリメントの積極的な摂取を推奨するものではありません。
現在地
ホーム
GABA(ギャバ):ストレスと二日酔い対策