ヒアルロン酸：細胞の水分保持で肌サポート

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いつの間にやらヒアルロン酸って良く見るようになりました。

何かで大きく取り上げられたんですかね？

研究は1980年代ころから進められており、美容整形の世界では結構昔から使用されていたようです。もっとも美容整形では直接注射で注入するようですが。

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ヒアルロンとは

ヒアルロン酸はグリコサミノグリカンと呼ばれるとっても大きな分子の糖の一種です。（グリコサミノグリカン・・・ムコ多糖のことを最近はこう言うそうです）

グリコサミノグリカンと呼ばれる糖は体内に何種類もあって、それぞれ重要な働きをしていますが、おおくはプロテオグリカンといわれるものを形成してます。

これはタンパク質とグリコサミノグリカンが結びついたものなんですが、ヒアルロン酸は例外。こいつだけはタンパク質と結びつかず、そのままのグリコサミノグリカンとして働いています。

なんか例外的でアピールしてるって感じですね。

で、このヒアルロン酸は細胞外マトリクスに存在しています。細胞外マトリクスは細胞外基質とも呼ばれるところで、細胞と細胞の間といったところです。器官で言えばとくに関節や眼球のガラス体に多いようです。

このヒアルロン酸のすごいところは水分保持能力。1グラムで6リットルの水を保持できるらしいから驚きです。だからといって、1グラムヒアルロン酸を摂取したからあとは6リットル水飲めば、みずみずしいからだの出来上がり！なんて怖いことはくれぐれもしないでください。

この水分保持能力が買われて最近人気があるんですね。

お肌の張りといえばコラーゲンですが、コラーゲンは細胞を結合させると共に細胞の活動する足場として働いています。土台となる枠ととらえてもらえればいいでしょうか。水分をためておくものではないんです。

毎日フカヒレ食べてるのに、ちっとも肌の調子が良くならないなんて方は水分が保持できていないのかもしれません。。。。

最近になって、真皮・表皮・角層それぞれ存在するヒアルロン酸の分子量が違うらしいなんてこともわかってきたそうです。

究極のヒアルロン酸はまだ先のようです。