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クマザサ(隈笹・熊笹):ササ多糖類で体内正常化

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ちまきや、笹寿司、笹を使った食品はあの香りが好きでついつい手が出てしまします。同じく笹の入ったお茶にも手が伸びましたが、こちらはちょっといまいち・・・。

サプリに使われるクマザサは日本に広く分布しており、なぜいまさらサプリになるのかちょっと不思議なくらいポピュラーな植物です。

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クマザサ(熊笹)とは

クマザサはイネ科の植物で学名Sasa veitchii。属名にSasa(笹)と付いていまうくらい日本になじみのあるの植物です。葉の周りに白い隈取ができることから隈笹(クマザサ)と名づけられました。決して熊笹ではないはずですが、どうも熊笹が一般的なようです。まぁ熊も食べることですし、山のイメージと合うので広まったのでしょうか?

クマはクマザサを食べますが、ヒトは普通食べることはできません。消化できない、繊維質が多すぎますので。あの感触ですから、口に入れるまでもなく、食べられないのはわかりますよね。

ちなみに、笹と共に竹はイネ科の植物で近縁ですが、竹は生長すると筍のときの茶色の皮が全て落ちるのに対して、笹は成長しても残っています。

クマザサの働き

クマザサには抗菌作用があるため、押寿司やちまきなどの腐敗防止を目的として利用されてきました。しかし、サプリメントに抗菌作用を求める必要なないですね。

クマザサで最も注目されるのは多糖類です。多糖類はいくつかの糖が結びついてできた分子で、クマザサの多糖類中、特にササ多糖体と呼ばれるものが体の正常化、弱ってしまった体の機能の改善に働くそうです。しかし、どうもこのあたりのメカニズムは調べきれないです。正式に研究発表している人がいないのでしょうかね。

またクマザサにはそのほかにも、ビタミンC、ビタミンB1、B2、ビタミンK、鉄分、カルシウム、カロチンなどを持ちます。栄養価の高い野菜といった感じでしょうか。

身近にあふれる植物を健康のために利用する、自然のサプリですね。ただ、上でも書いたようにそのまま食べても意味はありませんので、ちゃんとサプリとして加工されたものを購入しましょう。

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