リコピンはテレでもしょっちゅう紹介されてるので、もう有名ですね。リコペンとも呼ばれるそうですが、リコペン・・・聞いたことないので本文中ではリコピンに統一します。リコピンを摂取しようと思ったらトマトしかないと思ってましたが、サプリメントで積極的にとることもできるんですね。
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トマトに含まれてるのはもう上に書いたとおりです。トマトの赤い色素、あれがリコピン、カロチノイド系の物質です。トマト以外にも実がピンク色のピンクグレープフルーツにも含まれています。
カロチノイド系の物質といってもβ(ベータ)カロチンとは異なりますので、ベータカロチンのようなビタミンA前駆体としての働きは期待できません。
これだけだとベータカロチンより劣ってるの?と思えてしまいますが、リコピンのはたらきは抗酸化力。おおくのサプリメントがとってつけたように抗酸化力もあるとてうたってる気もしますが、リコピンの抗酸化力は一味違います。
リコピンの抗酸化力はビタミンEの100倍以上!
しかも活性酸素の中でも非常に強力といわれる一重項酸素に対して抗酸化力を発揮してくれます。ベータカロチンも一重項酸素に対する抗酸化力が強いことで知られていますが、リコピンはその一重項酸素に対してのの抗酸化力でベータカロチンの2倍以上の能力をもちます。
ベータカロチンとはまた違ってすぐれるところがあることはお分かりいただけたでしょうか?
リコピンは皮膚の組織にも蓄積され、そこで美白も助けます。
皮膚は紫外線を浴びるとチロシナーゼという酵素が活性化、これにより基底細胞がメラニンを生成します。
リコピンはチロシナーゼのはたらきを抑えることで、しみ、日焼けを防いでくれるのです。もちろん皮膚で発生する活性酸素に対しても抗酸化力を持ちます。紫外線を浴びて作られる活性酸素といえば一重項酸素。リコピンの一重項酸素への働きは上に書いたとおり。
夏のお肌の向けてリコピンは非常にすぐれた成分といえます。