ナットウキナーゼ：溶解酵素で血流サポート

ナットウキナーゼとは？その働き

ナットウキナーゼは納豆のねばねばに含まれる酵素の一種です。なので、発酵していない大豆やそのほかの大豆食品にナットウキナーゼは含まれていません。 ナットウキナーゼに期待されるのは血液サラサラです。

また血液サラサラか、もう十分流れてるよ、とお思いの方もいるでしょうが、ナットウキナーゼは他のものとは違います。

ドロドロした血液を改善するのではなく、固まってしまった血液を流れるようにしたことが確認されています。血管が傷つくとそこに血小板が来て、固まって・・・という流れが繰り返され血管に塊ができてしまいますが、ナットウキナーゼはこれを溶かすことが確認されました。もちろん薬ではないので血栓溶解剤、ウロキナーゼほどの働きを期待してはいけません。病気には薬。ナットウキナーゼの経口摂取は医療の範疇ではありません。

ナットウキナーゼは酵素なのでタンパク質でできています。そのため消化吸収されるときには分解されてしまうのですが、動物実験の結果、血中でナットウキナーゼが発現しているらしいということがわかりました。

ただ、胃酸、熱には弱いです。しかも、口から摂取した場合どの程度働きが出るのかは難しいところです。やはり食品であって薬ではないという認識は必要です。

継続して摂取すれば、体にいいことは間違いないので、気になる方は考えてみてはいかがでしょうか？気になるを超えて問題のある方は病院のほうがお勧めです。