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プロテイン:筋肉とダイエット・摂取タイミング

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今回紹介するのはプロテインです。アスリートには必須といえるプロテイン。日本語で言えばタンパク質、アスリートじゃなくても必要ですよね。

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プロテイン(タンパク質)とは

プロテインとはいくつかのアミノ酸が結びついてできています。生き物の体を作る物質で体のほとんどが水分とタンパク質(プロテイン)でできています。

DNAがタンパク質の設計図なわけですからですから、プロテイン(タンパク質)は生物としての根本と言うべき物質です。

爪や髪、筋肉などはもちろん、体内で働く酵素もタンパク質ですし、骨の形成にもタンパク質が欠かせません。タンパク質は20種類ほどのアミノ酸が結合して作られていますが、その種類は数え切れません。

プロテインが不足すると、不十分な成長、免疫力の低下、脳の働きの鈍化、体力の減少などがおきます。体の材料で、中で働く酵素の材料でもあるわけですから、当然です。

昔より恵まれた食生活を送っている現在、日本人の体格も良くなっています。通常プロテイン(タンパク質)は不足していません。

さらなるプロテインを欲するのは、成長を望む人、アスリートではないでしょうか。

プロテインの摂取は運動前?運動後?ゴールデンタイムとは

アスリートがプロテインを摂取するのは筋肉の材料としての意味合いが強いですが、そのほか体力の迅速な回復、体調の維持の目的も持っています。現在出回っているプロテインは大豆タンパク質主体のものと乳清タンパク質(ホエイプロテイン)主体のものが多いです。卵白主体のエッグプロテインもありますが、最近こちらは下火。

ホエイプロテインは登場当時からずっと人気が高く高級品のイメージ、大豆プロテインは価格も低く入門者向けとされていることが多いですが、最近では手ごろな価格でホエイプロテインを入手することも可能になってきました。

プロテイン摂取のゴールデンタイムと呼ばれる時間が運動後、20~30分。運動後1時間くらいは成長ホルモンの分泌が活性化されており、運動によって破壊された筋肉を再生、以前より太く修復します。なので、この作業が行われている間に体の各部に材料となるプロテイン(タンパク質)を届けなければなりません。この時間がゴールデンタイムです。

しかし、一般の食事ではプロテインが吸収され、届けられるまでに2時間程度かかります。なので運動前に摂取しておくのが好ましいです。

吸収の早いホエイプロテインの場合、運動直後に摂取すれば間に合うので、ゴールデンタイムに最適のプロテインといえます。この吸収の早さがホエイプロテインの人気の要因です。

プロテイン、一日の摂取目安量が体重1kgに対して1.2g、一回の摂取目安が体重1kgに対して0.3gです。大量に摂取したからといってすぐに筋肉が付くわけではありません。余剰分がカロリーとして蓄えられるので、逆に脂肪がついてしまった、なんてことも考えられます。

基本的に1gあたり4kcal程度あります。

またプロテインを摂取することでボディービルダーのような体型になるわけでもありません。ビルダーは激しいトレーニングの結果あの体を作れており、プロテインの有無に関わらずそれぞれのトレーニングに適応した体になります。プロテインは筋肉増強剤ではありませんから。

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