ステビア：ダイエットにノンカロリーの甘味料

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清涼飲料水にステビアが使われたとき、少し話題になりましたね。あれも大ヒットといえるほどのものではなかったように思いますが、消えてしまうことも無く、着実な人気を獲得しているのかもしれません。

そして、実はステビアは生活のいたるところに使われていたりします。皆さんも毎日口にしているかもしれませんよ。

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ステビアとは

ステビアとは、キク科ステビア属の植物で学名はStevia rebaudiana bertoni。南米パラグアイが原産です。食品に含まれるステビアとはこの植物から抽出したステビオサイドという配糖体で基本的には砂糖の代替品、天然甘味料として使われます。

1960年代後半、チクロ（シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム）などの人工甘味料に発癌性の疑いが持たれ食品添加物として使用できなくなり、そこからこのステビアが注目されることになりました。

当初ステビアを添加物として認めたのは日本とブラジル。そのほかのEU圏の国や米国では安全性が確認できないとして見送られてきました。しかし平成16年にJECFAによって有害な影響がない限界値「暫定ADI」が定められました。

そして平成19年には最高ランクの安全性を意味する「ADI」が設定され、ステビアは国際的に安全な食品とされています。

ついでに、EU圏の国では2010年現在でもチクロが認められてるんですよね・・・不思議です。動物実験で危険性が見つかり使用量が制限されてるサッカリンはアメリカではガンガン使われていたり。

これって政治の関係でしょうか？サッカリンやチクロ作ってる大きな会社がありますからね。

現在のところステビアにはチクロやサッカリンのような危険性は発見されていません。危険性をあげる報告もあったのですが、それらの実験自体の不備、その後の研究などにより、安全な食品であることがわかっています。

また、ステビアは避妊薬として使われていたのですが、現在は避妊薬としては働かないことが確認されています。

ステビアは安全性の高い天然甘味料なわけですが、なんといってもノンカロリーということがすばらしいです。ステビアは体内で分解されずにそのまま排出されてしまいます。そのため甘みは感じるのに太らない、しかも天然。

吸収されないので血糖値があがることもありません。それどころか糖の吸収を抑制する働きがあるため、改善が期待できます。

虫歯といったらキシリトールですが、このステビアにも虫歯になりにくくする働きがあります。

もう至れり尽くせり。