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杜仲茶:ゲニポシド酸と血圧・ダイエット

昔、実家では麦茶の変わりに杜仲茶が出されていた時期がありました。まずかったですね~。麦茶のようにのめるお茶なんだと思ってましたからあの味はショッキングでした。夏場、杜仲茶が麦茶に取って代わったので水分補給が大変だったのを思い出します。

慣れとは怖いものであれほど嫌がっていた杜仲茶もそのうち普通に飲めるようになりましたが。

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杜仲茶とは

杜仲茶は杜仲という木の葉から作るお茶です。杜仲は落葉植物で通常のお茶の木とはまったく別物です。杜仲の樹皮は以前から漢方薬の材料として使われており、日本でも樹皮は医薬品です。成分の1つゲニポシド酸は樹皮に多く含まれていますが、葉にも含まれていることからこちらを利用した杜仲茶が広まりました。

杜仲は中国四川省の植物で、現在でも多くは中国からの輸入品ですが日本国内でも生産されています。

杜仲茶の成分と働き

杜仲茶にはゲニポシド酸とピノレジノールジグリコシドという配糖体、およびリグンナン化合体が含まれています。

杜仲茶50ml中、ゲニポシド酸を30mg以上含むものは「血圧が高めの方に適する」というトクホに認定されています。

血圧は気にしていないという方、もちろんそれ以外にもセールスポイントがあります。

杜仲茶はもともとダイエットで人気が出ました。杜仲茶を与えられたラットは与えられなかったラットに対して、脂肪・コレステロールの値が低くなったという結果が出ています。

またコラーゲンの代謝を助けるという報告もあります。

ダイエットと美容が両立できる、しかもノンカフェインですから美容にはもってこいのお茶です。

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