ケール：野菜不足対策・メラトニン

ケールとは

ケールはアブラナ科の植物で学名はBrassica oleracea。キャベツやブロッコリーもアブラナ科の植物で、ケールはこれらの野菜の原種だといわれています。キャベツはよく虫に食われますが、ケールにも同じように青虫がつくんでしょうか・・・蓼食う虫も好き好きですから、きっといるのでしょうね。

原種ですから他の野菜ほど食べやすくはないですが、ロールキャベツに使うなど（ロールケール？）、野菜として食べている国もあります。決して”まずい”と言いながら我慢して食べてるわけではないと思います。ゴーヤーも好き好きですから、同じようなものでしょうね。

ケールの成分。メラトニンも摂取できる？

ケールは緑黄色野菜ですから、カロチノイド、クロロフィルを豊富に含んでいます。もちろんキャベツなどより多く含んでいます。人によってはそれだけでも摂取する意味はあるかも知れません。食物繊維も多く、ビタミン類や、カルシウム、カリウムなどのミネラルもしっかり含んでいるので、日ごろ野菜が不足している方にはお勧めの食品ともいえます。

また、ケールはメラトニンも含んでいるらしいです。メラトニンは松果体で作られる、睡眠に関わっていると見られているホルモン。睡眠意外にも現在様々な働きがあるとみられ、研究されています。

ケールのメラトニン含有量がわかってくるとさらにケールの人気が高まるかもしれません。そのうち、ゴーヤーのようにスーパーにも並ぶ日が来るかも。

ケールは栽培過程で農薬を使用されることがありますし、製品によって濃度も異なりますから、購入する場合は信頼できる製品を選んだほうが良いでしょう。