大豆イソフラボン摂取量の規定をめぐってゴタゴタがありましたが、このプエラリアミリフィカもイソフラボンを含み、さらに女性ホルモン様物質の植物ステロールも持つ植物です。
ちょっと舌を噛んじゃいそうな名前ですが、プエラリアミリフィカはこの植物の学名、Pueraria mirificaをそのままカタカナ表記しているので正確にはプエラリア・ミリフィカと書くべきでしょうかね。
さて、この植物、マメ科の植物。葛(くず:Pueraria lobata)とは同属別種で近縁な種なんですね。根っこが大きな塊である"塊根"というものを作り、そこを食用に使います。マメ科なのに豆じゃなくて根っこを食べる。
じゃあ種は?豆はどこに行くのか、そもそも豆はなるのかと調べてみようと思ったのですが、サプリとは関係ないのでやっぱり省きます。
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イソフラボンと植物ステロールをもつプエラリアミリフィカ。
まず、イソフラボンってなぜあれほど話題になったのでしょうか?
イソフラボンの構造は女性ホルモンのエストロゲンと似ており、女性ホルモンのような働きを見せます(これを女性ホルモン様物質といいます)。そこで女性ホルモンが足りてない・減少している人にいいのではと言われ、アンチエイジングや女性らしい体を得るためにともてはやされたわけです。
プエラリアミリフィカのもつ女性ホルモン様物質は
という大豆イソフラボンとしてあげられる成分プラス、
を含んでいます。
このミロエステロールとデオキシミロエステロールはイソフラボンよりさらに活性の強い女性ホルモン様物質です。これが人気の秘密です。発見当初は薬品としての利用も考えられたそうですから。(結局薬品にはなりませんでしたが)
その強さから、バストケアにまで良いのではといわれているようですね。
ただし、強力ということは安全性にも気をつける必要があるということをお忘れなく。