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シソ葉エキス:ロズマリン酸と花粉症

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私は花粉症ですが、最近は花粉症の症状もたいしたことがなく助かっています。シーズン到来2ヶ月前くらいからせっせと対策を始めているためなのか、それとも体質が変わったのか、花粉が少ないのか。高校生のころ、初めて花粉症が発症したときは大変でしたから、それ以来、対策にはかなり過敏になってます。

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シソの葉の成分と働き

シソの学名はPerilla frutescensです。シソの葉にはポリフェノールであるロズマリン酸が含まれており、これが体に良いと考えられています。

花粉症はアレルギー反応。

花粉が体内に侵入するとリンパ球が異物として認識しIgE(イムノグロブリンE)という抗体といわれる物質を産生します。

このIgEは肥満細胞(こんな名前ですが決して肥満に関わる細胞ではないです)に結合し、ヒスタミンなどの免疫応答を促す化学物質を分泌するよう指令を出します。このヒスタミンなどの化学物質が体内の各受容体に結びつくことで体の免疫反応(くしゃみ、鼻水、涙など)が引き起こされます。

この反応が軽ければ問題にはならないのですが、過剰な反応が起こっているのが花粉症です。

なので、この流れをどこかで止めれば花粉症は抑えることができます。

シソに含まれるロズマリン酸はヒスタミン、ロイコトリエンの生成を抑える働きがあるため、ヒスタミンを抑えるとこで鼻水やくしゃみ、ロイコトリエンを抑えることで鼻づまりに働くと考えられています。

厚生労働省が行った花粉症に対するアンケートでは、シソの葉で抑えられたと答えた人は18%。

約2割もの人が満足しているのなら、試してみたくなるのが花粉症で苦しむ人間というものではないしょうか。ではその2割には入れなかった方、乳酸菌:腸内環境と花粉症についても書いてますのでよろしければご覧ください。

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