ビタミンB2の摂取を意識したことはありますか?ビタミンBといえばいくつかありますが、ひっくるめてビタミンB群とよばれまとめて解説されます。もしくはB1、B2、B12の3種類あわせての働きなど。これは食品には総合的に含まれていること、ビタミンB群をまとめて取ったほうが効率よく働くためです。
しかし、今回はその中からあえて1つビタミンB2です。
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ビタミンB2とはリボフラビンという物質です。その昔はビタミンGと呼ばれていました。葉酸がビタミンMと呼ばれていたころもあったりと、ビタミンの名前って結構変わりますね。
ビタミンB2であるフラビンは体内のフラビン酵素の成分です。正確にはフラビン酵素の補酵素であるフラビンモノヌクレオチド(FMN)、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)として体内に存在しています。このFMN、FAD、は体内の酸化還元反応に関わっており、脂質代謝、成長促進などの働きがあります。
ビタミンBはよく肉類に含まれるといわれますが、酵素だからということでしょうか、体内の工場と呼ばれる肝臓に多く含まれています。
またビタミンB群は水溶性。このビタミンB2も水に溶け出します。食品で摂取するときには気をつけたいですね。
ビタミンB2は脂肪の代謝に関わっています。これだけ飲んでも意味はないでしょうが、運動と組み合わせるての脂肪燃焼や運動時の疲労に良いと判断できます。
また、ビタミンB2が不足すると皮膚粘膜、口内に炎症が起こります。口内炎に勧められるサプリはビタミンB2不足による口内炎の解消を目的としたものが多いです。
また、ビタミンB2は動物の成長促進因子です。なのでビタミンB2がないと動物の成長が滞ってしまいます。怖いですね。食事をしていて摂取量0ということはありえないですが、くれぐれも不足したくは無いものです。