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ビタミンD:骨を作る・日焼け止めの功罪

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ビタミンDは以下のことにおすすめであることが科学的に示されています。
  • カルシウム値の上昇
  • くる病
  • 骨粗しょう症

ビタミンDは積極的に摂取しています、というヒトは少ないでしょうか?普段足りないことはない栄養素ですし、あまり大きく取り上げられることも無いですからね。ただ、最近はビタミンDが不足している人もいるらしいですね。現状の生活を考えるとサプリメントで摂取する意味もあるのです。

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ビタミンDとは

ビタミンDは6種類、D2~D7があります。実際に利用しているのはD2であるエルゴカルシフェロール(C28H44O)と、D3であるコレカルシフェロール(C27H44O)です。D2は植物性ステロール、D3は動物性ステロールそれぞれに紫外線が照射されることで作られています。それぞれのステロールは紫外線が照射されることでビタミンDになることから、「前」を意味する「プロ」をつけて、プロビタミンDと呼ばれています。

ビタミンD3の場合、7-デヒドロステロールというコレステロールの一種がプロビタミンD3です。これが皮膚に蓄えられており、紫外線が当たることでビタミンD3となっています。ちなみに、ビタミンD1というのもあったのですが、他のものの複合体だったらしくビタミンD1という名前は消えてしまいました。

ビタミンDの働き

ビタミンDは小腸でのカルシウムの吸収を助けています。乳幼児でビタミンDが不足するとくる病となりますし、骨を作るためには欠かせないビタミンです。成長期の子供、骨がもろくなる高齢者には特に重要なビタミンです。

しかし、紫外線を受けなければ体内で合成はされません。昨今、紫外線を防ごうといってるさなか紫外線を浴びなければならないのです。

子供のためを思って日焼け止めをせっせと塗った結果、「ビタミンD欠乏になりました」なんて冗談じゃありません。しかも、こんな冗談みたいな話が現実に起きているそうです。

オゾン層が1980年代の状態にまで回復するのが2040年ごろだといわれています。そんなのとても待っていられません。

ビタミンDは体内での生成以外にも食品からも摂取できます。そのため、恵まれた食生活と普段受ける日光で十分なビタミンDを得てきたので不足することはあまりなかったため、今まであまり注意されることは無かったのですね。

食品でとろうと思った場合、卵で2、3個、しいたけで6個と結構な量です。きくらげなどのきのこにも含まれていますがそんなに食べないですね。日光の助けを借りたほうが確実です。

紫外線完全ブロックで白い肌を目指すなら、食事などでの摂取を心がけたほうがいいでしょうね。

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