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フォルスコリン:cAMPと血糖値ダイエット

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フォルスコリンはダイエットサプリメント。ギムネマ白インゲン(ファセオラミン)は吸収を遅くしたり阻害することでダイエットをサポートしていましたが、フォルスコリンは積極的に体脂肪を減らすサプリメントです。

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フォルスコリン(フォースリーン)とは

フォースリーンやフォースコリーが成分名と間違われている節がありますが、成分はフォルスコリンで、フォースリーンは商標です。フォルスコリンはインドのシソ科の植物Coleus forskohlii(コレウス・フォルスコリ)から抽出されます。

インドの会社がこのコレウス・フォルスコリから抽出したサプリメントが始まりで、これでフォルスコリンを10%ほど含んでいます。

フォルスコリンの働き

フォルスコリンはcAMPを増加させます。cAMPとはcyclic AMPの略で日本語では環状AMPと呼ばれます。cAMPと呼ばれることが多いので以下cAMPで統一します。

cAMPはC10H12O5Pの環状ヌクレオチドの1つです。cAMPは血糖を上昇する作用を媒介する物質で、たとえば筋肉や肝臓でcAMPが増加することでグルコースの生成が促進されると考えられています。

ヌクレオチド:核酸を構成する基本単位。ヌクレオシドの糖部分にリン酸基が結合した化合物の総称。)

またcAMPの増加により、脂肪が分解されるのがフォルスコリンのダイエットにつながっていると考えられます。また食事によって生じる熱が高くここでエネルギーの消費も行っていると考えれられています。

いくら脂肪が分解されて糖になっても消費されない限り意味はありません。

cAMPはグリコーゲンや脂肪を分解してエネルギーを生産する物質なので、今後はフォルスコリン以外にもこのcAMPに着目したサプリが出るかもしれません。

もちろん、血糖値が高くなってる間に消費もしてくださいね。

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