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MSM(メチルスルフォニルメタン):アレルギー・関節

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MSMとはメチルスルフォニルメタンのこと。

最初MSMを見たときはほんとにMSN(旧マイクロソフトのサイト)と見間違えて、紛らわしい名前のサプリがあるんだと思ってしまいましたが、そんな勘違いは私だけですかね?

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MSM(メチルスルフォニルメタン)とは

名前からするとメチル化された、サルファー(スルフォニルの部分)を持つ、メタンと予想できますね。

まずメチル化は炭素(C)1つと水素(H)3つのメチル基、CH3が付くことです。

サルファーは硫黄(S),メタンはもっとも単純な炭化水素で炭素(C)1つに水素(H)4つです。

名前はややこしいですが、それほど複雑な構造ではないですね。天然に広く存在している硫黄の化合物で、食品にも含まれています。ただ、通常の食品では含有量が少なすぎます。

人がMSMを摂取する意味はずばり硫黄です。人はMSMとして硫黄分を摂取します。硫黄は生物に必須の成分。体を構成する基、タンパク質には硫黄が含まれています。普段硫黄の摂取量なんて考えないですけど、体の構成上重要な物質です。

MSMの働き

硫黄分を摂取しよう!と意気込んでMSMを取る人はまずいないでしょう。

MSMの働きはいくつか報告されていますが、1つがアレルギーの緩和、もう1つが関節のサポートです。

シソの葉、乳酸菌に続いてMSMも花粉症サプリとして期待できるのです。シソの葉はヒスタミンを抑え、乳酸菌はIgEを抑えますが、MSMはヒスタミンやIgE量には影響しないのですが、炎症を抑える働きがあるようです。

花粉症以上に話題になったのは関節のサポートです。ただ、これは結構な量が必要なようですし、薬じゃないので過度な期待は禁物です。このサポートも炎症を抑える働きによると考えられています。

タンパク質の材料ですから摂取することで髪や、爪などに好影響があるとされています。硫黄の摂取なんて考えていませんから、摂取してみると何かが変わるかもしれません。

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